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ワクチンについて

よ〜くわかる予防接種

赤ちゃんに注射しても大丈夫?
予防接種を受けるうえの注意の説明です。

赤ちゃんに「予防接種」をしても、大丈夫でしょうか。ご心配の気持ちは分かりますが、予防接種に使うワクチンはごく微量で、赤ちゃんの身体に負担がかかるほどではありません。たとえば、アメリカでは、生後二か月の赤ちゃんにポリオ、三種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風)、小児の肺炎球菌感染症、Hib感染症、B型肝炎、ロタウイルスのワクチンを同時に接種しています。それほど現在のワクチンは安全性が高いのです。
でも、例外があります。予防接種を受けることができない場合もありますので注意してください。

 たとえば、

1.当日、熱(37.5℃以上)がある場合
2.前日、高い熱を出したとか、急性の重い病気にかかっている場合
3.その日に受ける予防接種、または予防接種に含まれる成分により「激しいアレルギー反応」(アナフィラキシーと言い、接種してから30分以内に起こる激しいアレルギー反応)を起こしたことがある場合
4.その他、医師が予防接種すべきでないと判断した場合

そのほかにも、赤ちゃんにアレルギーがある場合、以前に痙攣(けいれん)を起こしたことがある場合、あるいは少しでも不安がある場合は、予防接種を受ける前に必ず医師に相談してください。医師は赤ちゃんの健康状態および体質を総合的に判断して予防接種の可否を決定します。